白馬村、降雪の朝　　撮影地　白馬村　撮影日　2015/12/05

車中泊をした白馬村の道の駅周辺には田園地帯が広がっている。 2015年は3月から12月までの10ヶ月間毎月この場所を訪れて季節の移り変わりを撮影してきた。 12月は雪のある風景が撮れるといいのにと思っていたら本当に実現した。 前日の午後から降り出した雪は朝には8㎝の積雪となって 一面が銀世界となった。 すかっと晴れてくれるといいのにと思ったが、その代わりなんとも不思議な セピア色に染まる光景を見せてもらうこともできた。 雪は本当にいろんな情景を見せてくれる。 風景全体を見渡しても美しいし足元にも面白い光景が展開している。 この日の朝は雪に埋もれた田んぼ道を歩きながら赴くままに撮影に興じてきた。 撮影した写真の中から抜粋して白馬村の雪景色をお届けします。 2015/12/05　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4 霧というか低くたなびく雲が流れて川沿いに生える樹を浮かび上がらせた。 ここにオレンジ色の朝日がさ～っと差し込むと素敵な情景になるが、その光が差し込むことはなかった。 それでも美しい光景だった。 2015/12/05　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4 雲が少し切れてきて太陽の存在がわかるようになってきた。 さあ、ここで差し込むとキラッと光るまばゆいばかりの樹の写真になるのに残念。 再び雲の中に消えていってしまった。 それでもいい情景です。 2015/12/05　NikonD810　NIKKOR　16-35㎜　F4 ほんの5分か10分だけ全体がセピア色に染まった。 日の出の時間はとっくに過ぎていたが、薄い雲がフィルターのような役目をして、 紅い光をほんのりと届けてくれたようだ。 2015/12/05　NikonD810　NIKKOR　16-35㎜　F4 セピア色に染まる光景はひょっとしたらなかなか見られないのかもしれない。 つかの間のドラマに感謝。 2015/12/05　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4 稲の切り株の上に積もった雪がセクシーなラインを描いていた。 2015/12/05　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4 ノイバラの紅い実が雪の白さによく映えて綺麗だった。 2015/12/05　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4 2週間前に同じ場所で綺麗なクコの実を撮影していたので、 その実が残っているだろうかと寄ってみるとこんなことになっていた。 2015/12/05　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4 畑の白菜 2015/12/05　NikonD810　NIKKOR　16-35㎜　F4 時々少しだけ太陽が顔を覗かせた瞬間を狙って撮影。 2015/12/05　NikonD810　NIKKOR　16-35㎜　F4 もう少し積もるとこの田んぼのディティールが消えて雪原になってしまうが ちょうどいい積雪量だったかもしれない。 2015/12/05　NikonD810　NIKKOR　16-35㎜　F4 誰も歩かない田んぼ道をスパイク付きの長靴を履いて歩くのは本当に心地よい。 いい眺めだった。 2015/12/05　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4 近くに建築資材置き場があって、こんな光景も雪が積もったからこそなんだよねと思いながら撮影。