秋めく八方尾根と残り花 撮影地 八方尾根 撮影日 2016/09/09
|
||
昨年は8/28に歩き、今年は9/9に歩いた八方尾根。 2年続けて盛夏の八方尾根を訪れることがなかった。 珍しいことだが最近は今までとは違った季節にいろんな場所に出かけることが多くなったような気がする。 季節が違うとこれまで見えていたものとは違ったものが見えてくる。 それが面白いのかもしれない。 どこの山にせよ撮影目的で入っているので撮影枚数を振り返ってみると 面白かった被写体の数がよくわかる。 今回の八方尾根ではいつもより撮影枚数がかなり多かった。 私は適当にとりあえず撮っておくということはしないので、撮影する時は 必ず腰を据えてイメージ通りに撮影することを心がけている。 そんなことを思えば撮影枚数が多いということは、面白い被写体が多かったということに他ならない。 夏の花はすっかり終わり咲いている花の種類は極めて少なかったが 枯れ行く花々の様子や色づき始めた草木を眺めているだけで ワクワクしてくるような場面が多かった。 紹介する写真は撮影したほんの一部に過ぎないが、 私が面白いと思った情景を共有していただければ嬉しい。 尚、ガスっていてほとんど展望がきかなかったので山が写っている写真がありません。 その分霧の中に佇む様子を楽しんでいただければと思います。 イタドリ 1 盛夏にイタドリを撮影することはほとんどないが、秋めいてくると俄然撮影したくなる被写体。 緑の葉が黄色く色づき、やがて茶色にくすんでくる。 その過程がとても面白いし美しい。 イタドリ 2 一枚目と同じような情景だが一枚目は葉っぱに注目した一枚で これは全体の佇まいが良くて撮影した一枚。 ハクサンタイゲキ 八方尾根にはハクサンタイゲキが大変多く、毎年必ず撮影している。 夏のハクサンタイゲキも面白いが、秋めいてくると紅葉してくる様子がまたいい。 時には真っ赤に色づくものもあって鮮やかな紅葉に驚くこともしばしば。 ゴマナ 1 背の低いゴマナが草むらで枯れ行く姿。 渋い紅葉がなぜか新鮮に目に映った。 |