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木の実・草の実 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
ミヤマガマズミ/スイカズラ科 

撮影地 乗鞍高原 2013/10/12撮影 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



撮影地 乗鞍高原 2013/10/12撮影 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8

 樹木の実はよく似たものが多くて同定が悩ましい。特に紅い実はみんな同じように見えてしまって何だかわからなくなることも多い。花の時期に観察していればもう少しわかるような気もするが、実の綺麗なものは花が地味なものが多いためか、撮影することが少ないのもなかなか覚えられない理由の一つかもしれない。
 植物の観察は花や実が特徴的であれば細かいところまで観察しなくても同定できるが、よく似たものがある場合は葉や茎なども見分ける時の大きなポイントとなってくる。
 ミヤマガマズミはガマズミによく似ているが大きな違いは葉。全体的にガマズミより長めで葉の先端が鋭く尖るのが特徴。鋸歯もガマズミよりはっきりしている。
 とにかく植物の同定はよく似たものがあると本当に難しい。専門家ならいろいろと調べてその特徴を明確にすることもできるだろうが、素人の好奇心くらいの観察ではよくわからないものが多いのも実情だ。



撮影地 乗鞍高原 2006/10/13撮影 NikonD70S SIGMA50㎜マクロF2.8

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