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木の実・草の実 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
センニンソウ/キンポウゲ科 

撮影地 矢作川 2015/01/04撮影 NikonD810 TamronSP90㎜マクロF2.8



撮影地 矢作川 2015/01/04撮影 NikonD810 TamronSP90㎜マクロF2.8

 センニンソウの名前の由来とされる仙人の髭が今、光り輝いている。朝日を受けて躍るように輝いている。矢作川の縁に生える草木の中で何食わぬ顔で光り輝いている。誰からも称賛されることもなく輝いている。
 正月早々矢作川を訪れて何かしら撮影してみようと思って目に入ってきたのがセンニンソウの実だった。矢作川にはセンニンソウが多く自生しているが、この時期に撮影対象となったことはなかった。見つけていれば撮影しただろうと思われるが、それは出会った状況にもよるからわからない。この日は撮影したくなる条件が整っていたということだろう。
 センニンソウの花は夏の暑さに翳りが見られる頃に咲く。つる性の植物なので、周囲の草木に絡みながら花を咲かせる。2㎝程の白い花は夏の暑さを忘れさせてくれる清々しさがある。



撮影地 新城市 2010/09/05撮影 NikonD300 SIGMA50㎜マクロF2.8
センニンソウの花
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