木の実・草の実　写真　深谷利彦　Toshihiko　Fukaya

赤と黄色のコントラストがとても美しいツルウメモドキの実。僅か5㎜程の小さな実だが、美しいのでよく目立つ。 殻が弾けてこの状態になるとツルウメモドキであることはよくわかるが、弾ける前の黄色い実の時には案外見逃していることも多い。弾けた状態だけでなく弾ける前の黄色い丸い実も覚えておいて、弾ける頃を見計らってもう一度訪れてみるのも楽しい。 　木の実は美しいものが多いが、実が美しいからと言って花も美しいとは限らない。花も実も美しいものもあるが、どちらかと言うと花の時期はあまり目立たなく実の時にその存在をアピールするものが多い。ツルウメモドキはそのいい例かもしれない。花は5～6月頃に咲くが黄緑色の小さな花でほとんど目立たない。

撮影地　碧南市　2014/11/30撮影　Canon5DⅡ　SIGMA70㎜マクロF2.8



撮影地　乗鞍高原　2013/10/13撮影　Canon5DⅡ　SIGMA70㎜マクロF2.8