ヤドリギの実 撮影地 乗鞍高原 撮影日 2015/10/10
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晩秋から冬にかけて目につくようになるヤドリギ。 樹木に寄生する常緑の植物だが、 その繁殖は果実を運ぶ鳥に委ねられている。 小さな丸い実は甘味があって果実酒にもなるようだが、 当然ながら鳥たちにとってはご馳走。 中にある種の周りはねばねばになっていて、木の枝や幹などに貼りついて その場に根を下ろすようだ。 寄生するのはエノキ、ブナ、ミズナラ、クリ等の落葉高木などが多く、 したがってヤドリギの様子は見上げて見ることが多い。 今回たまたま目の前にぶら下がるヤドリギの実を見つけた。 周りの木々が色づく中、常緑で実を付けているのを見つけて ヤドリギであることを確認した。 こんなチャンスはなかなかないかもしれないと思いながら撮影してきた。 |