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北岳に咲く花  キタダケソウキンポウゲ科 写真 深谷利彦
北岳と言えばキタダケソウだが、この花をベストな状態で見られるのは何日あるのだろう?
梅雨の晴れ間の条件が整った日でなければ綺麗な花は見られない。
一般的には6月中旬頃から咲き出すが、その年の積雪量によって左右されるので
実際に登ってみないとわからない。
最近はネットで情報が流れるので、北岳山荘の情報やヤマレコ等を参考にするといいかもしれないが、
それでもやっぱりこの目で確かめてみないと何とも言えないというのが正直なところ。
今がいいとわかっていても天気に恵まれなければ山に登れないし(正しくは登らない)、
仮に晴れていたとしても強風にあおられていれば撮影が難しい。
高い山に咲く高山植物はいろんな条件が整わないと綺麗な花が見られない。
キタダケソウはその最たる高山植物ではないだろうか。

遠目にはハクサンイチゲに似ているが花も葉も全く違う。
全体的にハクサンイチゲより小ぶりである。
咲く場所ではハクサンイチゲと一緒に咲いていることが多いので知らないと気づかないこともある。
一般的に知られているトラバース道以外にも咲く場所は結構あるが、
ハクサンイチゲにまぎれていて気づかないことが多い。

さてこの次はいつ見ることができるのだろうとコメントを書きながら気が逸ってきた。



2012/06/30 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2012/06/30 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2012/06/30 Canon5DⅡ CanonEF70-200㎜F4



2012/06/30 Canon5DⅡ CanonEF70-200㎜F4
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