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北岳に咲く花  ミヤマキンポウゲキンポウゲ科 写真 深谷利彦
本来は花期の早い花だが北岳の稜線では8月に入ってから花盛りを迎える。
亜高山帯から高山帯まで花が見られるので
7月には登る途中の草地で花を見ることが多い。
鮮やかな黄色い花を咲かせ、時に大群生することも珍しくないが、
北岳では大きな群生をするところはあまりないようだ。
珍しい高山植物ではないので、観察してもトキメキを覚えることは少ないが、
高山にはなくてはならない植物の一つだと思っている。
北岳に咲く花を編集しようと思って写真の整理をしていたら、
よく観察している割には写真が少ないことに気づいた。
アップで撮影するには少しインパクトに欠けるきらいがあって積極的には撮影していないし、
撮りたくなうような群生も少ないことが撮影機会を少なくしているようだ。

この次には意識的にミヤマキンポウゲの撮影をして
ミヤマキンポウゲのいろんな表情をお見せできればと思っている。


2009/08/08 NikonD300 SIGMA17-70㎜
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