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北岳に咲く花  オヤマノエンドウマメ科 写真 深谷利彦
大好きな北岳だが最も好きな季節が7月上旬。
稜線がお花畑で彩られるからだ。
お花畑を構成する花はオヤマノエンドウ、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲだ。
その中にチシマアマナや咲き出してきたイワベンケイ等も混じって、
それはそれは爽快なお花畑となる。
白馬岳でも同じように稜線が彩られるが、北岳の方がコンパクトにまとまっている。
ここではオヤマノエンドウの紹介なので合わせてハクサンイチゲやミヤマキンバイのページを見ていただくと
その様子がよくわかってもらえると思う。
一般的に高山植物の最盛期は7月下旬とされるが、
稜線がお花畑になっているのは実は7月上旬なのである。
高山植物は雪解けともに咲き出す植物。
その雪解けは稜線が一番早い。
そんなことを考えると7月上旬がいいというのも納得してもらえるのではないだろうか。

さてオヤマノエンドウ、マメ科らしい馴染みのあるその姿がいい。
濃い紫色の花はマット状に広がって稜線では強烈なインパクトがある。
ミヤマキンバイの黄色と一緒に咲いていると天上の楽園のようにも思える光景となる。



2012/06/30 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2012/06/30 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2012/06/30 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2012/06/30 Canon5DⅡ CanonEF17-40㎜F4
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