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北岳に咲く花  サンリンソウキンポウゲ科 写真 深谷利彦
北岳登山は決して楽な山登りではない。
どのルートを登っても急登に喘ぐ箇所がある。
それでも懲りずに登り続けるのは花が素晴らしいから。
足元に咲く花々が疲れを癒してくれる。
最もよく歩かれているのが大樺沢二股を経由するルートで、そのまま雪渓を直登すれば八本歯経由で山頂に至ることができる。
私がよく歩くコースは二股から右にルートを取って小太郎尾根に出るコースだ。
このルートは急な登りが続くが花の種類が多く撮影が楽しいからである。
サンリンソウはこのルートに多く見られる。
ニリンソウよりも花が小さくて愛らしい。
特徴は葉に柄があること、ニリンソウには柄がない。
サンリンソウはどこでも見られる花ではないので、北岳に登ったら意識的に撮影してみたい花の一つだ。


2011/07/09 NikonD300 SIGMA50㎜マクロF2.8


2011/07/09 NikonD300 SIGMA50㎜マクロF2.8



2011/07/09 NikonD300 SIGMA50㎜マクロF2.8
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