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北岳に咲く花  チョウノスケソウバラ科 写真 深谷利彦
チョウノスケソウは花期が早く中々きれいな花に出会えない高山植物だ。
この写真の撮影日は7月10日、キタダケソウは終盤の時期である。
キタダケソウの最盛期ではチョウノスケソウは咲き出したばかり。
とにかくタイミングが難しい。
これまでいろんな山でチョウノスケソウとの出会いはあったが、ベストのタイミングで出会ったのは一度だけ。
その山は八ヶ岳だった。
残念ながら北岳ではこの写真がベストの写真。
ピークから2日後くらい経っているだろうか。
一見チングルマに似ているが葉が小判を思わせる形状をしている。
バラ科の花は一般的には5枚のものがほとんどだが、チョウノスケソウは8枚が基本。
下の写真の真ん中の花は9枚もある。
もう一度絶品のチョウノスケソウに会いたいがいつになるのだろう。
キタダケソウとセットでタイミングを合わせてみたいものだ。


2011/07/10 NikonD300 SIGMA50㎜マクロF2.8


2011/07/10 NikonD300 SIGMA50㎜マクロF2.8


2011/07/10 NikonD300 SIGMA50㎜マクロF2.8
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