晴れのち曇り、所により暴風雨 北岳花三昧 2015/7/22~7/23
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ミヤマムラサキ/ムラサキ科
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私はいろんな山でミヤマムラサキを見てきているが、
北岳ほど美しく咲くミヤマムラサキを知らない。 花そのものはどこに咲くものも似たり寄ったりのはずなのに、 どの山で見るミヤマムラサキよりも美しく感じてしまう。 美しく感じるということは、やっぱりどこか違う訳でその理由を分析してみると、 咲く環境やロケーションによるのかなあと思っている。 もともとミヤマムラサキは石灰岩地や蛇紋岩地などの特殊な地質に生えている。 そのためか、咲く場所が限られていて山に登ればどこでも見られるというわけではない。 北岳でも限られた場所にしか咲いていないが、 出かければ必ず期待を裏切らない美しい姿で出迎えてくれるので、 余計に北岳のミヤマムラサキファンになってしまうのかもしれない。 岩場の隙間に根を下ろして愛くるしい花を咲かせているのを見ると、 もうたまらなく愛おしいし、その美しさに酔いしれてしまう。 今年も大好きなミヤマムラサキに会えて、もうそれだけでも北岳に登って良かったと思える程だ。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 花の大きさは7~8㎜と小さいが淡い青紫色の花冠と喉の丸い黄色がとてもお洒落で美しい。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 この場面が北岳ならではの景観で、最も気にいっている場所だ。 この場所に来れば必ずこんな場面を用意していてくれるから嬉しい。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 本来ミヤマムラサキの花は傷みが早く、花冠の縁などが茶色くなりかけてくるが、 北岳ではいつも綺麗な姿を見せてくれる。 登る時期はいつも一緒ではないのに不思議だ。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 いいですねえ、いつまで見ていても飽きない光景。 |