晴れのち曇り、所により暴風雨 北岳花三昧 2015/7/22~7/23
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タカネイブキボウフウ/セリ科
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今回の北岳山行で最もよく撮影した花がタカネイブキボウフウ。
撮影した写真を振り返ってみると、よくこんなにも撮影したなあと思える程出てくる。 理由は簡単、綺麗で撮影したくなった場面が多かったから。 見る花見る花が美しく、あれもこれも撮りたくなった。 タカネイブキボウフウはセリ科の中でも特徴的な花で、 蕾の時に紅くなるのが特徴。 真ん中に大きな花があって、脇から出た小さな花がそれを取り囲むように咲く。 珍しい高山植物ではないので、かれこれ30年近くも撮影しているが、 北岳ほど魅力的に咲いてくれるタカネイブキボウフウはない。 たまたまそんな時に遭遇しているのかわからないが、他の山では記録的に撮影する程度で、 大きな魅力を感じたことは少ない。 ところが北岳に咲くタカネイブキボウフウは魅力満載、とにかく美しい。 蕾の紅くなった姿は息を呑む美しさだ。 そう言えば昨年は秋に北岳に登っていて、その時にも枯れ行く魅力的なタカネイブキボウフウを撮影している。 もう理屈ではなく、見た目に美しいのだからこれ以上のことはない。 北岳は花の多さと花の美しさの両方を兼ね備えた名山である。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 一般的に見る姿はこんな感じ。 イブキジャコウソウ(紅紫)とキンロバイ(黄色)も北岳らしい花。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 一つの花でこれだけいろんな色彩を見せてくれるのは珍しい。 まさに自然のアート。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 どうです、この色。ゾクゾクします。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 これも美しい! 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 これだけでも十分に花と言ってもいいくらい。 でも蕾。 2015/07/22 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8 見る花見る花を撮影してみたくなった訳がわかってもらえたかな? |