90㎜マクロでタンポポの綿毛を撮る 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
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セイヨウタンポポ/キク科
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撮影地 高浜市 2015/01/26撮影 NikonD810 TamronSP90㎜マクロF2.8 f5.6 絞り優先モード マニュアル ISO200
この写真のポイントは一つだけ飛び出している綿毛の表情です。 ピント合わせはマニュアルで行っています。オートフォーカスでもいいのですが 微妙なピントはマニュアルの方が的確でいいように思っています。 背景の緑は周辺の草叢です。 絞りはf5.6ですが、これくらいの距離の撮影ではf5.6が一般的ではないかと思います。 飛び出した綿毛にピントを合わせることが大切です。 撮影地 高浜市 2015/01/26撮影 NikonD810 TamronSP90㎜マクロF2.8 f11 絞り優先モード マニュアル ISO200
上の写真と比べるとかなり接近して撮影しています。 ピントは手前の頭頂部に合わせていますが、同時に綿毛にもピントが来てほしいところです。 ところがこの場面では頭頂にピントを合わせると綿毛にもピントが来るものがありませんでした。 綿毛にもある程度ピントが来ないとぼやっとした写真になってしまうので、この場合はf11まで絞ってみました。 撮影地 高浜市 2015/01/26撮影 NikonD810 TamronSP90㎜マクロF2.8 f5.6 絞り優先モード マニュアル ISO200 こちらは柔らかい光を意識して撮影した1枚です。 雰囲気を出すには少し引いて撮影した方がいいでしょう。 撮影する時に意識したことは綿毛と茎に被っている葉の両方にピントが来るよう意識しました。 葉にピントが無いと締まらない写真になったと思います。 撮影地 高浜市 2015/01/26撮影 NikonD810 TamronSP90㎜マクロF2.8 f5.6 絞り優先モード マニュアル ISO200 2枚目の写真と同じくらい接近していますが、この時はf5.6で撮影しています。 接写の場合はどこにピントを合わせるかで印象が随分変わってしまいます。 すっきしりとした感じにするにはどこにピントを合わせたらいいか、いろいろと試してみるといいでしょう。 そして自分が何を撮りたいのか明確にする必要があります。 写真は心に映ったものをどう表現するかということだと思いますので、 まず感じたままに撮ってみることをお勧めします。 その上で自分の思いがうまく表現できていなかったら、 角度を変えてみたり、もう一度遠くから眺めてみるといいかもしれません。 撮影地 高浜市 2015/01/26撮影 NikonD810 TamronSP90㎜マクロF2.8 f5.6 絞り優先モード マニュアル ISO200 1枚目と同じように一つだけ飛び出した綿毛がポイントとなります。 1枚目はそれを強調した写真ですが、こちらは少し引いてタンポポの様子がもう少しわかる写真となっています。 1枚目と同じように撮る方法もあるし、こんな風に全体を見せることで、その場の状況が読み取れる写真になります。 どちらがいいかは好みの問題で、要は何をどう見せたいか、自分なりの答えを持つことではないかと思っています。 撮影地 高浜市 2015/01/26撮影 NikonD810 TamronSP90㎜マクロF2.8 f5.6 絞り優先モード マニュアル ISO200 最後はたまたま小さな蜘蛛がいることに気づいて撮影してみたものです。 ちょろちょろ動き回っていて撮影しにくかったのですが、背景に浮かぶ位置に来た時にシャッターを切りました。 実際には何枚も撮影していますがこれが一番蜘蛛の様子がわかるカットでした。 昆虫写真については素人ですのでテクニックも何もありませんが、 撮影しているとこんな風に昆虫の存在に気づいて撮ることも珍しくありません。 ページではあまり公開したことはないのですがそれなりに撮影しています。 今回は撮影についての初めてのページですのでこんなことしか書けませんでしたが、 次回はレンズの違いやアングルの違いなど比較画像を取り入れた解説にしてみたいと思っています。 深谷 |