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朝露を生かして身近な野草を撮る 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
白馬村の身近な野草 

 今回のテーマは「朝露を生かして身近な野草を撮る」です。
 朝は何かとドラマチックな情景が多く、写真を志す人なら誰もが一番魅力を感じる時間帯ではないでしょうか。私も野草の撮影がメインですが撮影の8割がたは朝の撮影となっています。日の出後から10時までが光線の具合がよく好んで撮影している時間帯です。その中でも朝露の降りた朝はワクワクしながらフィールドに出ます。お目当ての野草を探して撮影するのではなく、目に飛び込んでくる美しい情景にカメラを向けます。だから被写体はどんなものでも構いません。もちろん野草に目を向けていることに変わりはありません。
 朝露に濡れる野草はキラキラと輝き昼間とは全く違う表情を見せてくれます。順光で見ても何も感じない被写体が逆光で見るとキラキラと輝きながら浮かび上がります。普段はあまり撮影しない野草も特別な野草に変身します。今回はそんな身近な野草の表情を捉えた写真を集めてみました。
 撮影のほとんどは望遠系ズームレンズ70-200㎜を使用し、そのほとんどが200㎜付近で撮影しています。背景をぼかすことによって被写体を浮かび上がらせたいからなんですね。100㎜前後のマクロレンズでも撮れなくもないのですが、200㎜くらいの方がすっきりした写真になると思っています。もちろん300㎜でも同様の写真が撮れますが持ち合わせがないので70-200㎜をメインに撮影してみました。
 レンズの選択は撮る被写体によって大きく変わります。風景的な情景を撮影するには広角レンズの方がいい場合もいくらでもあります。今回は撮りたい被写体が200㎜で撮影したいものが多かったということです。




撮影地 白馬村 2018/04/30撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
ムラサキケマン




撮影地 白馬村 2018/04/30撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
スイバ




撮影地 白馬村 2018/04/30撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
ナズナ




撮影地 白馬村 2018/04/30撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
ツクシ





撮影地 白馬村 2018/04/30撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
ツクシ




撮影地 白馬村 2018/04/30撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
ハルザキヤマガラシ





撮影地 白馬村 2018/04/30撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
スミレ




撮影地 白馬村 2018/04/29撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
イタドリ




撮影地 白馬村 2018/04/29撮影 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4
スギナ
これだけ広角レンズで撮影です。



撮影シリーズに関して何かコメントを頂けると嬉しく思います。

深谷


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