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陽ざしの強い中、陰影を撮る(楽しむ) 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
オオキツネノカミソリ/ユリ科 

  林の中に生えるオオキツネノカミソリ。愛知県ではよく知られた場所も訪れたのは久しぶり。群生していてとても見事なのですが、晴れた日には木々の間から夏の陽射しが上から入るのでかなりコントラストの強い陰影ができます。私が訪れる時はいつもこんな感じになるので、どうも上手く撮影が出来ないでいました。ところが今回はこの陰影を逆手にとってみようと、陰影を意識した写真を撮ることを心掛けてみました。陰影があるからこそコントラストの強い写真が撮れるし、その陰影が面白さに繋がってきます。初めは雲ってくれないかと思ったのですが、いざ撮り始めてみるとこの条件だからこそ撮れる写真になることがむしろ面白くなってきました。
 晴れた日には晴れた良さがあるし曇りの日には曇りの良さがあり、雨の日もまたしかり。花を撮るのに一番いい天気は高曇りの日と言われますが、今回紹介するような写真は撮れませんね。だからいつもどんな時も絶好の撮影日和なんだと思って向き合えばその時だけのオリジナル写真が撮れるのではと思っています。
 今回は一枚一枚のコメントは省きます。陰影のあるコントラストの強い写真も表現の一つであることを分かってもらえると嬉しいですね。




2020/08/11撮影 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4 f13 絞り優先モード オート ISO400 焦点距離16㎜





2020/08/11撮影 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4 f13 絞り優先モード オート ISO400 焦点距離16㎜





2020/08/11撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4 f5.6 絞り優先モード マニュアル ISO640 焦点距離100㎜





2020/08/11撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4 f5.6 絞り優先モード マニュアル ISO640 焦点距離116㎜





2020/08/11撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4 f5.6 絞り優先モード マニュアル ISO640 焦点距離200㎜





2020/08/11撮影 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4 f13 絞り優先モード オート ISO400 焦点距離20㎜





2020/08/11撮影 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4 f13 絞り優先モード オート ISO400 焦点距離16㎜




深谷


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