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ミツバアケビを撮る 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
ミツバアケビ/アケビ科 

 撮影シリーズ、今回はミツバアケビ。ちょうど今が旬なので撮影してきました。
 撮影の狙いはミツバアケビの個性をどう引き出すか。
 その個性とは雄花と雌花があること、蔓性の植物であること。
 そしてその個性をどう浮かび上がらせるか。
 撮影に当たってはいつも何をどう見せたいか(撮りたいか)という自分の思いが伝わる写真にしたいと思っていますが、その時大切なのがレンズワーク。イメージを形にしてくれるのがレンズなのでどんなレンズで撮影するかは大切なポイントとなります。広角レンズなのか、マクロレンズなのか、望遠レンズなのか、それぞれ描写が全く違ったものになるので、撮りたい被写体を見た時に自分のイメージに合うレンズ選択というのが重要になります。
 もちろんどんなタイプのレンズでも焦点距離の違いによってその描写も違ってきますので、自分の持っているレンズがどんな描写をしてくれるのか把握していることが前提になります。
 今回の私の選択肢は一つ。望遠レンズ1本で撮ろうと。
 その理由は背景をぼかしてミツバアケビの花や葉を浮かび上がらせるにはマクロより望遠の方が柔らかい描写になると判断したから。
 そしてさらに重要なのが光。どんな光線の中で撮影するかによって全く違った印象の写真になります。朝なのか昼なのか、夕方なのか、さらに晴れた日なのか曇りの日なのか、それとも雨なのか。それぞれ全く違った描写になります。私が一番好きな時間帯は晴れた日の朝。逆光で花や葉を透過光で撮影するのが一番好きです。
 今回は敢えて一枚一枚の説明は省きます。どこを撮りたかったのか、どう見せたかったのかを感じてみていただけたら嬉しいです。



撮影地 新城市 2018/03/31撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4





撮影地 新城市 2018/03/31撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4





撮影地 新城市 2018/03/31撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4





撮影地 新城市 2018/03/31撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4





撮影地 新城市 2018/03/31撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4





撮影地 新城市 2018/03/31撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4




撮影地 新城市 2018/03/31撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4




撮影地 新城市 2018/03/31撮影 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4



撮影シリーズに関して何かコメントを頂けると嬉しく思います。

深谷


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