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シオガマの仲間は紅紫色をしたものが多い中、キバナシオガマは文字通り黄色い花を咲かせる。日本では黄色いシオガマはこれしかない。ただ単に花の色が違うというのではなく、輝くような美しさを持ち、大きな株も多くて、とてもゴージャスで華やかだ。残念ながら花は本州では見られず大雪山系のみに咲く。それだけに高山植物の大好きな私にとっては憧れの花だった。初めて訪れた大雪山で見事なキバナシオガマに会い、益々その美しさの虜になってしまったというのが実感だ。しかも群生している場面に遭遇し、私のボルテージは高まるばかり。いやはや美しいのなんの、はるばる大雪山にやってきた甲斐があったと大いに喜んだのも言うまでもない。
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