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魅惑の高山植物 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
ミヤマトウキ/セリ科 撮影地 八方尾根 2018/07/11・12撮影


撮影地 八方尾根 2018/07/11 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4


 八方尾根に咲くセリ科の植物はアマニュウ、ハクサンボウフウ、ミヤマウイキョウ、タカネイブキボウフウ、そしてミヤマトウキ等々。
 この内アマニュウは黒菱や八方池山荘付近に多く、ミヤマウイキョウやタカネイブキボウフウは八方池周辺に多い。そしてここで紹介するミヤマトウキは八方尾根全域にわたってよく生えていて、最もよく目にするセリ科だ。
 よくセリ科の植物は見分けが難しいと言われるが、覚えるためには親しみを持って接触するしかない。どんなに図鑑を眺めていても、やっぱり実際に見るのと写真で見るのとでは大きな違いがある。
 ミヤマトウキはそれほど草丈が大きくならない。セリ科は葉に特徴があるので見分ける時には葉を観察するのが一番いい。それと全体の姿。何度も観察していると遠くからでも見分けられるようになってくる。ミヤマトウキのもう一つの特徴は葉を揉んで香りを嗅いでみるとセロリの香りがすること。

 セリ科の植物のもう一つの楽しみは接写をして花の様子を観察すること。小さい花だがびっくりするほど美しい花が集まっている。


撮影地 八方尾根 2018/07/11 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4




撮影地 八方尾根 2018/07/12 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4




撮影地 八方尾根 2018/07/12 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8
花盛りの頃



撮影地 八方尾根 2018/07/12 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8
少し実になりかかった頃



撮影地 八方尾根 2018/07/12 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8

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