魅惑の高山植物　写真　深谷利彦　Toshihiko　Fukaya

アカモノ／ツツジ科　撮影地　唐松岳　2018/07/12撮影

アカモノという名はなんだか安易な名前に思えてしまうが、調べてみたら紅くなる実を赤桃と呼んでいたものが転訛してアカモノになったらしいとあった。まあ紅い色が印象的な植物なので深く追求しないことにしよう。 　　アカモノを目にした時、まず最初に飛び込んでくるのが紅い色。そして丸い鐘型の白い花。白と赤の色彩と花の形状がとてつもなく愛らしさを引き出している。もちろん緑の葉もその演出に一役買っている。 　　ツツジ科のこの手の花はツガザクラ、アオノツガザクラ、コケモモなど多数あるが、アカモノが一番インパクトがあって愛らしい。他の花より一回り大きいのも大きな魅力。秋にも訪れて真っ赤な実も見てみたい高山植物だ。

撮影地　唐松岳　2018/07/12　NikonD810　SIGMA　50㎜マクロ　F2.8




撮影地　唐松岳　2018/07/12　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4




撮影地　唐松岳　2018/07/12　NikonD810　NIKKOR　VR16-35㎜　F4