セツブンソウの花を見たその朝は、ご覧ののように霜で真っ白だった。
こんなに気温の低い真冬のような朝でも、セツブンソウが咲き出していることに驚く。
それでも私にとってはセツブンソウもいいけれど、霜もいいんだよね、とときめきを隠せない。
そんな思いでセツブンソウの前に霜の撮影に没頭した。

いろんな霜の表情を撮影したが、最も新鮮だったのがヌスビトハギの実に付いた霜の表情だった。
メヒシバと一緒に白くなった表情はモノトーンの世界で、
なんだかとても新鮮で美しかった。
撮影の後、足元を見ると履いていた靴やズボンの裾には
アレチヌスビトハギの実がびっしりと付いていた。



2014/2/1　新城市　Canon5DⅡ　Canon70-200㎜F4


2014/2/1　新城市　Canon5DⅡ　Canon70-200㎜F4