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身近な野草  ハナハマセンブリ/リンドウ科  写真 深谷利彦
矢作川に咲くハナハマセンブリ。
久しぶりに訪ねた河川敷にこれでもかというほど咲いていた。
帰化植物としてはまだ新しいものだが、矢作川ではすっかり根付いている。
花がとても美しいのでついつい見入っていしまう。
よく似たベニバナセンブリとの違いは、花期に根生葉があるのがベニバナセンブリで
ハナハマセンブリはほとんどなくなっている点。
もう一つは葉の縁がベニバナセンブリは波打つ傾向があるのに対し、
ハナハマセンブリは波打ちがない。

帰化植物はいろんな点で問題視されることが多いが、植物に責任があるわけではない。
帰化植物によって本来自生していた固有種が押しやられてしまう話はよく聞くが、
本来とはいつのことを指すのだろう。
植物はその時代時代に変化し住処も移動している。
固有種の保護も大切ではあるが、やがては変化していくことは疑いようもない事実。
人に運命があるように植物にも運命がある。



2014/06/28 碧南市 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



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