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身近な野草  立ち枯れのニラ Allium tuberosum/ユリ科  写真 深谷利彦
畑や空き地や道端などに生えているニラは時々野菜なのか野草なのかわからなくなる。
古事記にも記載があるようで古くから親しまれてきた野菜(野草)のようだが、
日本のものは真の野生のものなのか、栽培されていたものが野生化したものなのか不明らしい。
そんな訳なので私は畑のものは野菜で道端のものは野草と勝手に決めることにしている。

ニラは8月末頃から9月にかけて星型の白いとても美しい花を咲かせる。
もちろん花の撮影も好んでするが、晩秋から冬にかけては実の残る立ち枯れの様子がとても面白い。
特に黒い実が残っているものはその実がアクセントとなって、なんだかお洒落な感じがする。
道端の何でもない光景だが、ニラの立ち枯れに注目してみるのも面白い。



2014/01/18 碧南市 Canon5DⅡ Canon70-200㎜F4


2014/01/18 碧南市 Canon5DⅡ Canon17-40㎜F4


2014/01/18 碧南市 Canon5DⅡ Canon70-200㎜F4
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