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身近な野草  ヤブミョウガ/ツユクサ科 写真 深谷利彦
ヤブガラシに次いでヤブミョウガの紹介。

どうもヤブの名の付く植物はあまり好感度を持って受け入れられていないような気がする。
ヤブガラシは藪を枯らすほど繁茂し、ヤブミョウガは藪に生えるという意味。
実際にこの日の撮影は薄暗い藪の中での撮影だった。
その上、やぶ蚊に刺されながらの撮影だったので痒いのなんのって。

ヤブミョウガはツユクサ科の多年草。
花を見ると確かにツユクサに似る花を咲かせている。
雄花と両性花があって、どちらもよく似ているが、
両性花は花柱が雄しべより長いのが特徴。
2枚目の写真を見ていただくとその様子がよくわかる。

この日は花と実の両方が見られた。
まずは花の撮影に興じたが、実の撮影も楽しい。
5㎜ほどの丸い液果は藍紫色でなんとも趣がある。
輪生状につく様子も味わい深い。

そろそろ植物たちの実が面白い季節になってきた。
近くには色づく前のヘクソカズラやアオツヅラフジの実もあった。


2014/09/07 音羽町 Canon EOS5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2014/09/07 音羽町 Canon EOS5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2014/09/07 音羽町 Canon EOS5DⅡ Canon70-200㎜F4



2014/09/07 音羽町 Canon EOS5DⅡ Canon70-200㎜F4
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