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5月の風に誘われて 矢作川散策Ⅰ マンテマとシロバナマンテマ/ナデシコ科  撮影地 矢作川 撮影日 2015/05/06

このところ遠出が多かったが、近場もチェックしておかないとと思って
矢作川を散策してきた。
GW前半のギラギラと太陽が照り付けるピーカン天気とは変わって、
雲の流れる爽やかな天気となった。
そよそよと流れる風からはほんのりと草の香りや何かしら甘い香りも混じるような
そんな風が心地よかった。

毎年5月になると矢作川を散策するのが恒例となっているが
毎年状況が変わっているのが矢作川。
護岸工事や河川敷の工事など、いつどこで行われるかわからないし、
大雨によって植物たちが流されてしまうこともある。
良きにつけ悪しきにつけ変化があるのが矢作川。
基本的に植物相には大きな変化はないが、毎年同じようには咲かないところが面白くもある。

さて矢作川散策第一弾はマンテマとシロバナマンテマ。
私が初めてマンテマやシロバナマンテマの存在を知ったのも矢作川だった。
以前と比べると咲く場所は変わっているが、下流域全域にわたって、それなりに花が見られる。



2015/05/06 矢作川 NikonD810 TAMRON SP90㎜ F2.8
マンテマ1
紅紫色の大きな斑点があるのがマンテマ。
遠目にはあまりインパクトを感じないがマクロレンズで覗くとその斑点が絶妙に美しく感じられる。
萼筒に生える長い毛も印象的だ。



2015/05/06 矢作川 NikonD810 TAMRON SP90㎜ F2.8
マンテマ2



2015/05/06 矢作川 NikonD810 TAMRON SP90㎜ F2.8
シロバナマンテマ1
マンテマのような紅紫色の斑点はなく、白か淡いピンク色をしているのがシロバナマンテマ。
矢作川では圧倒的にシロバナマンテマの方が多い。



2015/05/06 矢作川 NikonD810 TAMRON SP90㎜ F2.8
シロバナマンテマ2
群生するところはいくらでもあるが、少々くどい写真になるので、あえてまばらに咲くところを撮影してきた。

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