戻る

ウツボグサ/シソ科  撮影地 長野県 撮影日 2015/06/20

身近な野草は身近なところで見られるのがよい。
当たり前の話だがどこでも見られるから見る機会が増えてくる。
見る機会が増えてくるといい場面に出会うチャンスも増えてくる。
野草の写真をやっていて、いいなあと思える場面は身近な野草の方が圧倒的に多い。。

ウツボグサは残念ながら私の住む西三河地方の平野部では見られない野草だ。
少し山の方に向かえばそれなりに咲いている。
決して珍しい花ではなく一般的には身近な野草の一つと言える。
よく出かける長野県の安曇野から白馬村にかけては道端に咲いている。
この日も午前中に野草の撮影をしようと思って車を走らせていた。
道端には時々ウツボグサやアヤメやカラマツソウなどの花が目に入ってくる。
そんな時突然目に入ってきた紫のかたまり。
それがウツボグサの群生だった。
雨上がりの朝、空気もしっとりとしているし、草叢も瑞々しい。
ウツボグサの群生が爽やかで見ているだけで心地よい。
背後を走り抜ける車の音を聞きながら撮影した。



2015/06/20 長野県 NikonD810 Tamron SP90㎜マクロ F2.8


inserted by FC2 system