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降雪の朝 ヒメジョオン／キク科 撮影地 白馬村 撮影日 2015/12/05
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夕方白馬村にある道の駅に着いた時、午後から降り出した雪が5cm程積もっていた。 雪は降り続いていたので、明日の朝はかなりの積雪量になるかもしれないと、 不安と期待が入り乱れた気持ちで車中泊をした。 翌朝、まだ暗いうちに起きてみると、雪はすっかり止んでいて、ドアを開けた足元の雪は 昨日の夕方とさほど変わらなかった。 夜になってから止んだようだ。 正直言えばもう少し積もっていてほしかったなと思ったが、まあ明るくなったら雪景色を堪能しようと 車の中でコーヒーを沸かしながら明るくなるのを待った。 晴れてくれるといいなという気持ちもあったが、どんよりとしていてまだ小雪が舞う朝を迎えた。 それでも一面銀世界の光景を見るのは気持ちがいい。 積雪は8㎝程だったが、大地の全てが白く覆われていて美しい。 周辺は田園地帯なので稲の切り株に積もった雪が面白い造形を作っていた。 枯草に積もった光景を見ても真っ白な田んぼの情景を見ても、山肌が雪化粧した様子を見ても 全てが美しく見えた。 そんな中で見つけた足元の情景が下の写真。 モノトーンの色彩のなかで、予期せぬ色が目に飛び込んできた。 ヒメジョオンが雪に埋もれかかりながらもピンクの花が顔を覗かせていた。 まだ咲いていたんだという驚きもあったが、 この状況の中で花の色を見ることの方が驚きだった。  |