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ワインレッドのヒメオドリコソウ/シソ科  撮影地 半田市 撮影日 2016/2/16

道端や畑や空き地などに生えるヒメオドリコソウ。
どこにでもある身近な野草だが、同じシソ科のホトケノザと比べると
親しみの度合いが薄いような気がするが気のせいだろうか。
花だけを見るとどちらもよく似た花を咲かせるが、
花から受けるインパクトはホトケノザの方が華やかでよく目立つ。
そもそも植物に優劣はないが人が受け取る印象は様々だ。

そんなヒメオドリコソウだが、冬の間に葉をワインレッドに染め上げるものがある。
全ての葉が色変わりするわけではないが、優しい色合いに気持ちがほっこりしてくる。
とくに朝はそんな葉が透過光によって美しく輝く時間帯だ。
咲き始めたヒメオドリコソウとワインレッドの葉を撮影するタイミングは
限られた季節と限られた時間帯にしかない。
だからこそ、こんな出会いが嬉しい。



2016/2/16 半田市 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8

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