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ノハラムラサキ/ムラサキ科  撮影地 白馬村 撮影日 2016/06/01


白馬村の田園風景と道端に咲く野草を撮影したくて
朝早くフィールドに出てみたら、いきなり淡いブルーに染まる光景が目に入ってきた。
田んぼに続く狭い空き地一面にその花は咲いていて、一見キュウリグサだと思った。
小さな花で花茎の伸びた先に小さな花が付いている。
朝露に濡れていたので接写をすることもなく、この花の群生を前景に入れて
白馬村の田園風景を撮影することに興じた。
その様子をiPadでも撮影してFacebookにキュウリグサとして載せたら、
いがりさんからひょっとしたらノハラムラサキかもしれないよとMessengerにコメントが入った。
北海道ではこんな光景がよく見られるという。
そう言われてみればキュウリグサにしては花の存在感もあったし、少し大きいような気もした。
そんな訳で翌朝、もう一度その場を訪ねて確認してみたら
言われるとおりのノハラムラサキと判明した。
確かに全体的な様子や花姿はキュウリグサに似ているが
花の付き方や花冠の喉の部分の模様も違う。
なるほどなあと改めてノハラムラサキを認識することになった。



2016/06/02 白馬村 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
翌朝、接写をしてなんとかわかりやすい写真が撮れた。
花の大きさはキュウリグサより一回り大きい位なので3~3.5㎜位だろうか。
キュウリグサより花が密に付く。
花冠の喉の黄色い鱗片から白い筋が入るのが特徴(キュウリグサにはない)。



2016/06/01 白馬村 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4
この場面が気に入ってiPadでも撮影したことがノハラムラサキを認識するきっかけになった。




2016/06/02 白馬村 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
花の様子がもう少しわかる写真を撮りたいと思ってもいい場面がなく苦労した。
これはかなりトリミングしてあります。




2016/06/01 白馬村 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4




2016/06/02 白馬村 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
この様子だけを見るとキュウリグサと間違えてしまう。



2016/06/01 白馬村 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4


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