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タチキランソウとキランソウ/シソ科  撮影地 面ノ木他 撮影日 2016/5/5他

キランソウとよく似ているタチキランソウというのがある。
一見キランソウとそっくりだが、よく見るとどこか違う。
まず名前の由来にもなっているように立ち上がるように咲くのが特徴。
キランソウは地面にへばりつくように広がるが、
タチキランソウは上に伸びようとする傾向が強い。
もう一つ決定的な違いは上弁の大きさ。
普通のキランソウは上弁がちょろっとあるにすぎないが、
タチキランソウは耳のようにはっきりしている。
一番的確に見分けるには上弁の大きさに注目してみるといい。
さらに葉の鋸歯がタチキランソウの方が大きく粗い傾向にある。
色もタチキランソウの方が濃いものが多い。
実際に撮影してみると、キランソウはどうもメリハリのない写真になってしまう場合が多いが、
タチキランソウはキリリとしていて絵にしやすい。



2016/5/5 面ノ木 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4
タチキランソウ 1




2016/5/5 面ノ木 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4
タチキランソウ 2



2016/4/16 豊田市 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8
タチキランソウ 3



2016/4/16 豊田市 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8
こちらが普通のキランソウ

タチキランソウと比べるとかなり違うことがわかりますね。

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