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アレチヌスビトハギ/マメ科  撮影地 新城市 撮影日 2018/09/23

身近な野草の中でも好かれる野草もあれば
嫌われる野草もある。
もちろん好き嫌いは個人差があるので一概には言えないが
アレチヌスビトハギはどちらかと言えば嫌われもの。
その訳は果実が衣服にくっつきなかなか取れないことによる。
花の終わった晩秋に道端の草むらや藪の中に入ろうものなら
靴からズボン、衣服のいたるところに茶色い果実がびっしりつく羽目になる。
そんな経験をされた人も多いことと推測する。

花は紅紫色のマメ科らしい愛嬌のある花だが
全体から受ける印象はあまり芳しくない。
枝があちこちに伸び、とりとめのない花の咲かせ方が印象を悪くしているのかもしれない。
したがって撮影してみたくなる場面が見えてこない。
アップで花を写す分には問題ないが、雰囲気のある写真は撮れない。
植物写真を志している私としては非常に難しい被写体だ。



2018/09/23 新城市 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4

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