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乗鞍高原秋色と木の実  撮影地 乗鞍高原 撮影日 2016/10/08

乗鞍高原を散策しながら目に留まった風景と
木の実の写真。
毎年同じような季節に訪れていても
見る景色や木の実の表情は全く違う。
自然の織り成す情景はまさにミラクルだ。



紅く色づいたヤマウルシの向こうには乗鞍岳がよく見えた。
全体的に紅葉の進みは遅いようだが、白樺の葉はほとんど落ちている。
台風の影響なのだろう。




白樺の白い樹皮と青空はいつ見ても気持ちがいい。
その先に乗鞍岳も見えるのだから贅沢な風景だ。





園地の紅葉はまだ進んでなくても朝の光がドラマを作る。
湿地の水草に反射する光と放射状に広がる雲が秋を感じさせてくれた。




下から見上げると肉眼では見えなかった世界が展開する。
広角レンズの面白さがここにある。





エゾノコリンゴの紅い実が白樺の白と絶妙にマッチしていた。
風もなく陽だまりでは汗ばむほどだった。




お馴染のノイバラの実も乗鞍では別の実のように輝きを増す。
ロケーションの良さはあらゆるものを引き立たせる。





キミズミの実も乗鞍に来ると楽しみな実の一つ。




ヤドリギは鳥が種を運んで樹に寄生するので、本来高いところに生えているが、
乗鞍ではところどころで間近に見られる場所がある。
透き通るような黄色が美しい実だ。





ハイイヌツゲの黒い実は乗鞍ではお馴染だが
他の場所ではあまり見たことがない。
黒い実なので順光では単なる記録写真になってしまうので
逆光で撮影できるところを探して撮影した。





乗鞍に向かう林道を走ってくるとヤマブドウが大変多いことに気づく。
ヤマブドウを見るとついつい実が残ってないかと下から覗き込む。
付いてる付いてると喜んだのがこの写真。


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