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いよいよ今日は大晦日、あっという間に一年が過ぎていこうとしている。振り返ると一年は短く、先のことを思うと一年は長く感じるもの。でも生きるということは振り返ることでもなく先のことを考えることでもない。生きるというのはまさに今を生きること。その結果として先のことがあるのかもしれないが、先を案じても始まりまらない。
自分に正直にやりたいことをやり流れに任せること。その流れを信頼すると、そこから全てが展開していく。人生はなるようにしかならない。諦めるのではなく信頼して流れに身をゆだねると自ずから新たな展開が始まっていく。案ずれば心配が生まれ苦しみも生まれてくる。信頼すれば安心と安らぎが生まれ愛に育まれる。そんな風に生きてきた一年のような気がするがどうなんだろう。
枯葉の間からヤエムグラやコハコベが青々とした葉を茂らせていた。霜に会うのも何度も経験してきたことなので慌てる様子もない。自然体で生きる野草たちの姿がそこにある。やがて春がやってくれば、命が弾けだす。私も弾けよう！
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