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スミレの散歩道2014 GWスミレ旅より アカネスミレとオカスミレ/スミレ科 写真 深谷利彦
茜色の花を咲かせるのでアカネスミレと言う。
なんとも素敵な名前を頂戴したものだと思う。
そんな観点から言えばアリアケスミレも同様だ。
スミレの仲間は花の色から付けられたものと、葉の特徴から付けられたものが多い。
どちらもその個性を表している。

アカネスミレの色は遠くからでもそれと分かる個性的な色合いだ。
濃い紅紫色の花はスミレ(マンジュリカ)より赤みが強く、はっとするほど深い色彩だ。
毎年多くの場所で観察している馴染みのスミレの一つではあるが、
あちこちに群生している姿を見ることは意外と少ない。
どちらかと言うとぽつぽつと咲いている姿を見ることの方が圧倒的に多い。
GWの休暇にいろんな山や山麓を歩いてみたが、
アカネスミレは忘れた頃に時々出てくる程度だった。
それでもその色合いに引き付けられ、咲いているのを見つけると無性に嬉しくなった。

アカネスミレは全体的に毛深いスミレである。
側弁の基部にも花茎にも毛が多く生えている。
ところが側弁の基部以外は毛が生えないものもあって、それをオカスミレと言う。
花に違いはないのに名前が違う。
こんなところがスミレの悩ましい点でもある。


2014/5/4 富士山麓 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8


2014/5/4 富士山麓 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8


2014/5/3 山梨県 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8


2014/5/3 山梨県 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2014/4/20 愛知県 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8
オカスミレ、花だけを見てもアカネスミレとは区別がつかない。側弁の基部以外は無毛。
これは4月に愛知県で撮影したもの。
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