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スミレ紀行 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
カメラによる色違い ニオイタチツボスミレ 撮影場所 武豊町 撮影日 2020/03/26

今日はニオイタチツボスミレを紹介しようと思って
撮影してきた写真を見ていると
Canonで撮ったものとNikonで撮ったものの色の違いが顕著なので
そのことを紹介しようと思います。

私の印象ではCanonの方が色に忠実でNikonは華やかな色になる傾向があると思っています。

特にNikonは青かぶりする傾向が強く
スミレの写真では思うような色が再現できない悩みがあります。

それが今日の写真では顕著に出ています。
どちらもホワイトバランスはオートに設定しています。

まずはCanonから


2020/03/26 武豊町 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
色の再現から見れば見た目に近い色に思いますが
やや赤味が強い印象です。
でもNikonよりまし。

次はNikon


2020/03/26 武豊町 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4
青みが強く実際の色とかなり違います。
これではニオイタチツボスミレとは言えない色です。
なので実際に私が紹介する時は少し色を加工してアップしています。
これは撮ったままの色。
この色ではそのままWEBに上げることは絶対にしません。

アップするとなると下の写真のように色を加工します。


2020/03/26 武豊町 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4
僅かなようでも随分違うというのが私の見解。

それでも色の加工にも限界があります。
ホワイトバランスを変えるのも一つの手ですが
完璧な再現は難しいのが現実なのです。
まあ太陽光でも朝と昼と夕方では全く違う光なので
どれが本当の色とも言えない訳でもあります。
色は光に反射して見える訳ですから。

Canonの方も少し色の調整をしてみました。


2020/03/26 武豊町 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4

こんなものかなという感じですが
スミレの写真はいつも色で悩まされます。

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