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初秋の北岳 移ろう季節の中から 霜とウラシマツツジ/ツツジ科 2014/09/14 写真 深谷利彦
9月14日の朝、北岳では早くも霜が降りた。
出かける前の気圧配置から、かなり冷え込む予想をしていたが霜が降りるところまでは予想していなかった。
ひょっとしたらという期待が全くなかったわけではないが、
本当に霜の降りた様子を眺めると、いやはや嬉しいのなんのって。
夜明け前にトイレに起きた時にテントが凍っていたので、密かにいいぞって思いましたね。

いつもならご来光を楽しみに待つところだが、この日は霜の撮影がしたくて気が逸った。
薄暗い中でいい場面がないか探し、あらかじめ目星をつけておいて明るくなるのを待った。
霜の撮影は日が昇る前が勝負。
特に北岳山荘前のテン場のように遮るもののない見晴らしのいい場所では、
日が昇ってしまうと陰影がきつくなって霜の表情が消えてしまう。
だから日が昇る前までが勝負。
夢中で撮影していたら、「わ~っ!」という歓声が上がった。
ご来光の瞬間はそんな訳で見損なったが、それ以上に感動的な霜の場面だった。


2014/09/14 Canon5DⅡ CanonEF17-40㎜F4
紅く紅葉したウラシマツツジの葉に真っ白な霜が降りる。
つかの間の自然が織りなす芸術。


2014/09/14 Canon5DⅡ CanonEF17-40㎜F4
まだ紅く紅葉しきれていない葉にも霜は平等に降りる。
それぞれの表情がまたいい。



2014/09/14 Canon5DⅡ CanonEF17-40㎜F4




2014/09/14 Canon5DⅡ CanonEF17-40㎜F4



2012/09/14 Canon5DⅡ CanonEF17-40㎜F4
日が昇るとあっという間に霜は消えていった。
霜は消えても朝日が当たると、また違った表情を見せてくれる。
これもまたいい。
富士もよく見えるしこれ以上望むものはなし。
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