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ときめきの野草たち  セリバオウレンキンポウゲ科 写真 深谷利彦
早春に咲く野草の種類は少なくても、ときめきを覚える野草は多い。
それは花の少ない時期だからというわけではなく、実際に美しい花が多いからだ。
春を最も敏感に感じて目覚めて咲き出すのが早春に咲く野草。
その感性が美しい花を咲かせるのかもしれない。
セリバオウレンも早春を代表する花の一つ。
雄花と雌花があってどちらも美しい。
決して大きな花でもないし、華やかな花でもない。そして色も白い。
それでもその均整の取れた花の姿と裂けた葉の表情と色合いがとても美しい。
この日の撮影は雨上がりの曇天。
撮影条件としては決して恵まれてはいなかったが、セリバオウレンの美しさは格別だった。
艶やかで、しなやかで、生き生きとした表情がたまらなかった。
落ち葉の間からむっくと頭を持ち上げたばかりのものや、
咲き出したばかりのものも、愛おしいくらい美しかった。



2014/03/02 岐阜県 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8



2014/03/02 岐阜県 Canon5DⅡ SIGMA70㎜マクロF2.8
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