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ヤマラッキョウ/ユリ科  撮影地 豊川市 撮影日 2014/11/05

見慣れた野草であっても、好きな野草であっても、気に入った写真が撮れないものも多い。
ヤマラッキョウはそんな野草の一つかもしれないと
撮影しながら思った。
毎年どこかで見ているはずなのに、お気に入りファイルの中に
ヤマラッキョウの写真がない。
なぜだろうと考えてみたがよくわからない。
花が悪いわけでもないし、出会った状況が良くなかったわけでもない。
それでもお気に入りの写真がない。
不思議だ。
撮影している時はいいぞいいぞと思っているはずなのに・・・

そんなヤマラッキョウだが、今回は少しだけお気に入りファイルにに入れておこうかと思う。
どれを?
まあ想像にお任せします。

花の状態も咲いている状況もよかった。
晩秋に咲く貴重な野草の一つだ。


雑然とした状況の中に咲いていたが、そのごちゃごちゃ感がいい。
これが雑味かもしれない。




これだけ多く咲いているとなんだかよくわからない写真だが、
それでもこの渾然とした状況の中にヤマラッキョウのありのままの姿があるような気がした。




こちらはすっきりとしたヤマラッキョウの写真を撮ろうと意識したもの。
上の写真と比べるとヤマラッキョウのありのまま感は消えている。
これがいいかどうかは好き好きだが、個人的にはイマイチ。



一輪だけでもいいが二輪咲いていた方がいい。
ピントはその両方に合わせた方が画面が締まってくるが、片方だけの方がいい場面もある。
その時々で判断が変わってくる。



これだけ咲いていると、どこをどう撮影したらいいかわからなくなってくる。
見たまま感じたままに撮影すればいい。
うまく撮影しようと思わない方がいい。
大切なのは感じること。



少しばかり写真の講釈になってしまいましたが、
野草の撮影では、花と対話をしながら感じることが一番大切なことと思っています。
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