室戸岬のハマナデシコ／ナデシコ科　　撮影地　徳島県　撮影日　2014/11/11

室戸岬の見事なアゼトウナの撮影を終え、引き揚げようかと思った矢先、
ハマナデシコの残り花が目に入った。
実になりつつあるものが多かったので、とりあえず数枚だけでも記録写真を撮っておこうと思って少し移動したら、
まだまだ綺麗に咲いている花が現れた。
運がいいぞとニヤリ。

ハマナデシコの花は1.5㎝程、カワラナデシコのように深く切れ込むことはなく
浅く細かい切れ込みがあるだけ.だ。
花より光沢のある肉厚の葉の方が特徴的ともいえる。


この花が一番きれいに咲いていたもの。
本来は10月頃までの花なので、ありがとうと感謝の言葉を残してきた。



アゼトウナと一緒に咲いていた。
両方の花がきれいに咲いていたら素晴らしいのになあと思ったが・・・



横から見ると対生する葉が90度ずつ交互に向きを変えているのがよくわかる。



花がよく残っていた大きな塊り、最盛期だったら凄かっただろうなあ！



この少し先が浜辺、逞しい植物だ。



花の美しさを引き立たせながら縦位置で撮影



最後は透過光で花弁のしなやかさを。

ハマナデシコもアゼトウナも海岸に咲く面白い植物、もう少しすれば今度はシオギクの花が盛りになるようだ。