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ハルトラノオ/タデ科  撮影地 滋賀県 撮影日 2015/05/03

野草との出会いの面白さはいつどこでどんな花に出会えるかわからないこと。
毎年同じように歩いている場所でも同じように花が咲くとは限らないし、
これまで観察していなかった花に出会えることだってある。
山歩きの面白さはそんなところにある。
去年も同じ場所を歩いているがハルトラノオの存在には気づかなかった。
少し季節が進んでいた分、違った花が見られたのだろう。
ハルトラノオがホームページに登場するのは久しぶりだ。
昨年も観察しているが状況がよくなかった。
今年の出会いは逆光に輝くシダやイタドリを撮影していた時にやってきた。
ふと足元を見た時に咲いていた。
ぱらぱらとしか咲いていなかったので気づかなかったのだろうが、
よく見ると周辺には咲き出したばかりのハルトラノオがニョキニョキと出始めているところだった。
今日はいい写真が撮れるかもしれないと思いながら
ハルトラノオに撮影を切り替えた。

ハルトラノオの魅力はタデ科らしい素朴さにある。
大きく自己主張するわけでもなく、さりげなく咲くところがいい。
突き出た雄しべが程よいアクセントとなっていて、知らず知らずの内に見入っている。



2015/05/03 滋賀県 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8




2015/05/03 滋賀県 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8



2015/05/03 滋賀県 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8

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