イワヒゲ/ツツジ科 撮影地 八ヶ岳 撮影日 2015/06/22
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高山植物は一見、.草に見えても木であることが多い。 最もよく知られているのがバラ科のチングルマだが他にもいくらでもある。 イワヒゲもその一つで、岩場の隙間などに根を下ろして毎年花を咲かせる。 名前の由来は髭のように細く長い葉からだが、実際の構造は鱗片状の葉を十字対生している。 僅か7、8㎜しかない小さな花だがとても愛らしく、 山登りの途中で見かけると、思わず口元が緩んでしまう。 イワヒゲは北アルプスでは見かけることが少ない。 そのことを思うと八ヶ岳に登った時は、ぜひとも見ておきたい高山植物の一つとなっている。 |