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サンリンソウ/キンポウゲ科  撮影地 長野県 撮影日 2015/06/18

私が観察するサンリンソウは北岳であることが圧倒的に多い。
毎年のように北岳に登っているので、サンリンソウは馴染みの花となっているが、
他の山ではあまり観察したことがない。
ところが今回訪れた山ではサンリンソウが非常に多く、あちこちで群生しているのを見てきた。
ニリンソウと比べると小ぶりだがその分、可愛らしさが凝縮されているようで大好きな花だ。

ニリンソウは2輪咲くものが多くサンリンソウは3輪咲くものが多いからということだが、
実際にはいろいろで、
ニリンソウでも1輪しか咲かないものもあれば3輪咲くものもある。
サンリンソウも1輪しか咲かないものもあれば2輪のものもある。
つまり花の数だけでは決められない。そういう傾向があるというだけだ。
ニリンソウとサンリンソウの明らかな違いは茎葉に柄があるかないか。
柄があればサンリンソウで柄がなければニリンソウと覚えておくといいだろう。



2015/06/18 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8
個性は魅力、花の小ささがサンリンソウの魅力でもある。



2015/06/18 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8
茎葉に柄があるのが特徴。



2015/06/18 NikonD810 SIGMA50㎜マクロ F2.8
雨上がりだったので蕊の綺麗なものを探すのに苦労した。



2015/06/18  NikonD810 SIGMA50㎜マクロ F2.8
ニリンソウとは違った美しさがある。

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