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ミヤマカタバミ/カタバミ科  撮影地 富山県 撮影日 2016/03/29

ミヤマカタバミは一般的には白い花を咲かせるが、
日本海側の多雪地帯にはピンクの花を咲かせるものがある。
特に珍しいというわけでもなく、場所によってはピンクばかりのところも珍しくない。
白とピンクの色には優劣はないが、見る側からすればピンクの方が華やかさと美しさを感じる。
まあこれもケースバイケースで白の方が素敵な場合もあるので一概には言えないが。
ともあれピンクのミヤマカタバミを今年も観察できてうれしかった。

ミヤマカタバミは陽が当たらないと花を開かない。
雨の日は全く開かないし曇りの日も中途半端にしか開かない。
したがってよく晴れた日の午前中が一番いいが、陽ざしが強すぎるといい写真にならない。
この辺が写真の難しいところ。
この日のミヤマカタバミは咲き出してまだ.間もないものばかり。
陽が当たっても十分に開ききらないものが多かった。




2016/03/29 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
普通は正面から撮影するが後ろからの撮影も面白い。
山の水が流れる小さな沢の縁に咲くミヤマカタバミを後ろから撮影した。
水の流れが光に反射して玉ボケとなって情感のある写真となった。
ミヤマカタバミの目線になって眺めているようでなかなか面白い。




2016/03/29 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4




2016/03/29 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
まだ若い株は花も葉も十分に開ききらない。
恐らく翌日には一番美しい状態で咲いたことだろう。
そして3日後には花は傷み始める。
初々しくて花のいい状態を保つのは数日しかない。



2016/03/29 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8




2016/03/29 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
やっぱり後ろ姿のこの写真がいいですね。
顔が見えない分、正面の顔が気になるところ。
いろいろと想像を巡らしてみるのもロマン。

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