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コミヤマカタバミ/カタバミ科  撮影地 八ヶ岳山麓 撮影日 2016/05/24

大好きな野草で、しかもよく見かける野草ならいい写真が撮れるはずだが、
なかなか思うようにならない野草もある。
コミヤマカタバミがそうだ。
5月中旬から6月中旬頃までなら山に入れば大抵どこかで目にする野草で、
花弁の基部にある黄色い斑と紅紫色の筋がとてもお洒落でセンスのいいカタバミだ。
ところがよく出会っているのに撮影した写真はあまりない。
理由は晴れて日差しを浴びないと花が開かないことと、その時間が午前10時頃であること。
私が山に入る時間帯は朝早いことが多い。
群生するように生えていても閉じた花を見ながらのことが多い。
そしてコミヤマカタバミの花が開き出した頃には
標高を上げて山登りの真っただ中ということが多い。
運よくよく開いた花に出会っても日差しが強くていい写真にならない。
そして下山する頃には花は閉じかかっている。
そんなこんなで結局まともにコミヤマカタバミの写真を撮ることもなく終わるパターンから抜け出せていない。



2016/05/24 NikonD810 TAMRON SP90㎜マクロ F2.8
この写真の撮影データを見ると撮影は9時56分、もう少し待てばもっとしゃきっと開くはず。
待てばいいだけなんですがね。


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