戻る

ミカワマツムシソウ/ スイカズラ科  撮影地 新城市 撮影日 2016/09/24

ミカワマツムシソウを見てからかれこれ20年以上になるから
今では特に特別な感情は持たないが
初めて見た時は驚いた。
花が小さいしマツムシソウのような舌状花もほとんどなく、
その華奢な姿に哀れみすら感じてしまった。
蛇紋岩質という養分の乏しい環境に生えるのでこのような姿になったのかなと
想像を巡らしてみるが、これも生きるための何か知恵があるのだろう。

花が小さい上にひょろっと立ち上がって自由奔放に枝分かれするので
どうにも写真に収めにくい花だが、
接写をするとぞくっとするほど美しい花であることに気づくし、
全体の佇まいもミカワマツムシソウならではの個性と思うと
この姿がいいんだよねということになる。



2016/09/24 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4




2016/09/24 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8
舌状花のないタイプ



2016/09/24 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8
舌状花のあるタイプ



2016/09/24 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4
オミナエシと一緒に咲いていた。

inserted by FC2 system