魅惑の高山植物　写真　深谷利彦　Toshihiko　Fukaya

タカネグンナフウロ／フウロソウ科　撮影地　北岳　2016/07/02～04撮影

広河原から大樺沢二股に向けて登っていくとやがてお目当てのミヤマハナシノブが出てくる。貴重な植物なのでまずミヤマハナシノブに目が行くが、タカネグンナイフウロも同じ場所で見られるようになってくる。まずはミヤマハナシノブの綺麗な花の写真を撮ってというところだが、ひとまず撮影が済むと今度はタカネグンナイフウロの花もきっちりと撮影したくなる。花の貴重さから言えばミヤマハナシノブということになるが、美しさはタカネグンナイフウロも決して見劣りしない。むしろタカネグンナイフウロの方が華やかさがあって撮影しやすい花とも言える。 　花は一方向に向かって咲く傾向があるので群生しているととてもゴージャスで見ごたえがある。またミヤマハナシノブが亜高山帯に咲くのに対し、タカネグンナイフウロは亜高山帯から高山帯まで咲くので稜線近くの草地にシナノキンバイやハクサンイチゲと一緒に見られるのもなかなかいい。 　今回は白花も見られたので合わせて紹介。タカネグンナイフウロの魅力が伝われればいいが・・・。

撮影地　北岳　2016/07/04　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4



撮影地　北岳　2016/07/03　NikonD810　TAMRON　SP90㎜マクロ　F2.8



撮影地　北岳　2016/07/02　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4



撮影地　北岳　2016/07/02　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4



撮影地　北岳　2016/07/02　Canon5DⅡ　Canon　EF70-200㎜　F4



撮影地　北岳　2016/07/02　NikonD810　NIKKOR　VR16-35㎜　F4



撮影地　北岳　2016/07/04　NikonD810　SIGMA　50㎜マクロ　F2.8