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魅惑の高山植物 写真 深谷利彦 Toshihiko Fukaya
雲ノ平を巡る花旅から ハクサンボウフウ/セリ科 撮影地 雲ノ平他 2016/08/02~08/04撮影



撮影地 北ノ俣岳 2016/08/04 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4


  高山植物のセリ科の中で最もよく見ているのがハクサンボウフウかもしれない。北アルプスの山であれば大抵どこの山でも見られるセリ科だが、どういうわけか積極的に撮影した覚えがないし、HPでもほとんど紹介したことがない。珍しくないしインパクトが薄いので注目されにくいというのは否めないが、同じ高山植物でありながら少し差別的な目で見てきたかもしれないと大いに反省している。ミヤマシシウドやオオカサモチやハナウドのようなダイナミックさもないしミヤマウイキョウのように極めて葉が個性的というわけでもない。なんだかハクサンボウフウに対して言い訳をしているようで申し訳ないが、これが正直なところ。
 とは言え、全く撮影しないわけでもないので帰宅後、撮影した写真を見ると、もっといい場面がなかったのかなあと反省ばかり。今回も同じことの繰り返しになってしまったが、紹介することにしただけちょっとだけ進歩したかもしれないと自分を慰めハクサンボウフウにご機嫌を取っているところ。



撮影地 雲ノ平 2016/08/02 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8




撮影地 三俣蓮華岳 2016/08/03 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4




撮影地 三俣蓮華岳 2016/08/03 NikonD810 NIKKOR VR16-35㎜ F4
一緒に写っているタデ科はウラジロタデ

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