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スミレの散歩道2016  ケイリュウタチツボスミレ/スミレ科 写真 深谷利彦

タチツボスミレの変種は極めて多く、その見分けは難しいものが多い。
それでも咲く環境や一つの特徴を覚えると案外見分けられるものである。
ケイリュウタチツボスミレは文字通り渓流に咲くスミレ。
花だけを見ているとタチツボスミレとよく似ていて判別しにくいが、
渓流の岩場やその周辺に咲く様子を一度見ると、明らかにタチツボスミレと違うことがわかるだろう。
図鑑を100回眺めるより1度目にすれば案外見分けがつくようになるものだ。
もう一つの特徴は葉、タチツボスミレのように基部が心形にならず切形で光沢がある。
この日の観察は咲き出したばかりで花付きのいいものは少なかったが、
その分初々しさに長けていて新鮮だった。



2016/4/3 愛知県 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8




2016/04/03 愛知県 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4




2016/04/03 愛知県 Canon5DⅡ Canon EF70-200㎜ F4




2016/4/3 愛知県 NikonD810 SIGMA 50㎜マクロ F2.8

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